2021年5月9日日曜日

7日目 令和3年5月5日(水)雨





今日の旅程
善通寺に宿泊していた。ここを9時に出る。
コンピラさんを目指す。
間違って高松まで行ってしまう。
似ている地名がたくさんあるのだ。2箇所間違う。
そして、善通寺市に戻る。
厳密には善通寺市のとなりの、兼平市にあるのだ。
そこを見て、近くの菅原道真を祀ってある、滝宮天満宮を見る。
ここから屋島の屋島寺を見る。
見晴らしの良いところ。
天気の良い時には本州の先端、下関市の壇ノ浦まで見えるという。
ここから、今日の宿泊地の安楽寺に行く。



令和3年5月5日(水)雨
 今日は朝、ゆっくり。
 雨が降っていてやる気がしないし、お疲れモード。

 9時頃から宿泊した善通寺をみる。
 お勤めはしたのでちょっと端折った。
 すごく広いお寺である。大師堂と本堂が道路を挟んで別のところにある。
 ここを出て金毘羅(こんぴら)さんへ。

 トラブル発生。高松まで高速で行き「目的地周辺です」と近づいたが、随分静かすぎる。
 わかった。実はこんぴら というのはたくさんある。
 ここはダメで、別のところに行く。
 随分寂しいところ。
 車も通れるかどうか怪しい道を行けとナビに出る。
 片側はため池だ。危ないです。
 近所のドラッグストアに聞くと、なんと善通寺の近くであった。
 金毘羅 金比羅 と漢字で2通りあり、そのような名前の寺や神社、離宮がネットで見ると5-6個ぞろぞろと出てくる。
 もっと慎重に計画を立てるべきであったな、というか、紙の地図がないとダメ。後で紙の地図を見たらすぐに分かった。
 大変な無駄 2時間の無駄。


こんぴらさん また戻っていくの?!  えーーーっ!



 ママ えらく不機嫌。時間を無駄にしたと、ブーっと膨れていた。
 また、戻って金比羅さんは見る、というと、しかめっ面で「えーっ?』とか言う。と言いながら、すごい代案があるわけではないのだ。
 代案を聞いてみると、屋島から今日の安楽寺まで道沿いにお寺が並ぶのでそのお寺5箇所くらいでお勤めするのだと。
 それはもともと俺のネタだ。
 しかし、それにしても、ママがそんなにお勤めが好きだったとは驚いたぞ。
 行く高速道路からちゃんと立札がある。

 金毘羅離宮。
 香川県一の観光の名所である。立札がたくさんあるのも当然だ。
 「兼平」という地名である。「かねひら」とも読めるが「こんぴら」とも読める。
 駐車場。おじさんがここに停めたらいいよ。参道まで2分だ、というので駐車する。500円。
 指定の店で2000円以上買うと、500円が無料になるという。
 駐車場はどこも空いている。コロナだろうな。
 大変な階段。350段(700段であった)。
 参道がありその周りに多数の店があった。
 階段を登り出すと「おばあちゃんもここに来ていた」と言って、突然喜び出した。飴をお土産にもらったのだ、という。
 その飴に金比羅さんのマークが書いてあったと。
 「おばあちゃんに呼ばれたのだ」というと嬉しそうにしていた。

 雨がキツくなってきた。
 晴れていれば見晴らしもけっこう良いだろう。
 一番上に「資生堂パーラー」があった。
 ママが行きたいと言うので行った。
 パフェとコーヒーを注文した。
 「おばあちゃんもここに来たかな」というと「来た」と言って和んでいた。
 先ほどの膨れっ面はどこに行ったものか。

 次に、滝宮八幡宮
 菅原の道真を祀ってある。
 ここから26分。
 行くと普通の人気のない神社。
 しかし、ちょっと回ると、天満宮とあり、いかにも菅原道真、と言う感じ。行くと巫女さんも売店にいた。人も雨ではあるが少しはいる。ここも参拝した。
 しかし、菅原道真の本場は九州の太宰府であった。

 時間はどんどん押している。現在15:30。
 屋島神社に行くこととした。ここから36分。
 途中、府中湖を見る。高速道路沿いにある。
 屋島神社は屋島半島にあり、ここから瀬戸内を一望できる。 壇ノ浦まで見えるというが。
 散策路もある。今日は残念ながら雨で見通しは悪い。
 狐と狸を祀ってある神社が2つあった。
 ここは源平合戦の地。那須与一が平家の女性が船の上で扇子を広げて、これを射ることができるか、というと、義経の家来の那須与一が見事に弓で射抜いたと言う。
 晴れている日に来たいものだ。
 ここの宝物館に千手観音像あり。これほど完璧に残っているものは珍しいと。鎌倉時代の作。

 ここでガソリンを入れた。そして、今日の宿泊先、安楽寺へ向かう。
 約1時間。。電話をすると、お勤めが5時半からあると。
 この前とは違うのである。「小生がスケジュールは違うはずだから電話したほうが良い」と言ったのである。
 途中で、ビールと氷とおつまみのチーズを買った。
 コンビニもあまりない。
 日本酒は置いていなかった。
 ママが早くしろとまたムクれていた。
 もうどうせ、間に合わないだろう、と。
 けっこうな峠道。

 ここを通って、17時35分頃お寺に到着。
 するとお勤めが始まったばかり。短冊にお願い事を書いていた。
 小生らを合わせて五人。この前と同じやり方か。
 お願い事を書いて、植物の小枝にお願い事を吊す。
 そして裏のお堂に行って精霊流しをしたり、お祈りごとを燃やしたりした。
 願い事は「小生の 訳読のための英文法 がひろく世間に普及しますように。三線が上手くなりますように」と書いた。

 ここからすぐに夕食。
 住職がビールも飲んで良い、というので、私は喜び勇んでお寺の自販機から500mlのアサヒビールを買った。
 また、これを飲んだ後、レモンサワーを買って飲んだ。
 ご機嫌だ。お風呂に入られたらもっとご機嫌だ。
 しかし、お勤めがあったのでお風呂は無理だろう。
 若い、といっても40台の夫婦者かカップル。指輪なし。
 山登りに来たと。剣山と石鎚山に登ったと。
 剣山は比較的簡単と。車で結構上まで行き、そこから1時間。
 おじいさん あり。奥さんが亡くなっている。
 今まで四度車で周り、今度は四回目の歩きで回るのだと。
 筋肉質の元気な人。73歳くらい。

 ママは今日はお土産の整理。
 パパも旅行記を書いたり、ビールを飲んで寝た。
 だいぶ疲れてきた。 

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