2021年5月1日土曜日

四国お遍路 3日目

 令和3年5月1日(日)くもり 雨 時々晴れ

 今日は6時半にご飯を食べた。

 5時半頃から起きて旅行記などをつけたり、三線を練習した。

 まず泊まっていた、立江寺(りつえーじ)から見る。

 けっこう立派なお寺である。無愛想ではあったが。

 昨日の、お風呂に一緒に入っていた老夫婦はまず、太龍寺へ行くという。ロープーウエイでのぼるという難所だ。

 午後から天気が悪くなるので、という

 山口県から来たという。四国は三回目。

 子供がいるのかいないのか、をママと話し合った。

 

 まず、平等寺に行く。太龍寺はキャンセルの予定。

 平等寺は田んぼの真ん中にある立派なお寺。長い階段がある。

 鐘をつけるようになっていたがスタッフのおばちゃんが

「鐘をついてもよいけど、出鐘(去るときにつく鐘)はダメだよ」という。

そうだ。出鐘は縁起が悪いのである。やめた。


https://youtu.be/yk9Ezf9hELA

 平等寺

 


 そのあと、天気が良いので太龍寺に行こうということになった。 

もちろん、筋の良い小生の発案である。

 旅程は天候によって動くのである。

 ここから30分ほど。

 太龍寺のロープーウエイに10時40分に乗る。

 結構長いロープーウエイ。16分。

 https://youtu.be/Hk20hpFPupc

  太龍寺 ロープ・ウエイ

 山二つ越える。大きな川も越える。

 途中狼とか、弘法大師の像が山の険しいところにあった。

 

 10時55分に到着。また長い階段がある。

 ママが息を切らしていた。このくらいのもので息を切らしてはいけない。

 山寺は結構荘厳である。厳かである。

 今日は、弘法大師入滅の前の日。いろいろ催し物の準備があるそうだ。

 立派な絵が飾ってあるとのことであるが見られず。

 ここで鐘もついた。


https://youtu.be/u8EeqEQuvnQ

 鐘をつく


 帰りにお経の書いてあるTシャツを買った。3着。

 あと寺務所で小さな人形を買った。外来に置くとよかろう。

https://youtu.be/Za6M3axwRoQ

 納経所 で おじさんの 書


 このあと薬王寺。11時45分に到着。

 ここも長い階段があった。


https://youtu.be/4DfKaT7jhCQ

 お金を階段に2段ずつ置いて願をかけるのである


https://youtu.be/9-tpiVYNgdI

 年の数だけ鐘を叩く


 それを登りお参りした。

 眼下に海と町並みを見てお城も見える、見晴らしの良いお寺である。

 ここを降りて1時から向かいのうどん屋でうどんを食べる。

 四国はうどんの本場。おいしい。うどんは四国のソウル・フード。

 というか、丸亀製麺でもお馴染みだから、というと夢がないか。

 ゆずご飯 美味しかった。300円。

 ここまでは天気が良かった。うどん屋で雨が降ってきた。


 ここから室戸岬を目指す。

 昼ごはんを食べると眠くなるので交代交代で運転する。

 室戸岬に近づくにつれて風がすごく強くなり、雨も冗談でないくらい強く降ってきた。

 ママはぐっすりと眠っていたが、途中で廃校水族館があったので、

「廃校水族館ってあったよ」というとガバッと起きてきて行きたい、

というので少しUターンして行った。

 廃校が水族館になったのである。プールにいろいろお魚がいた。

 小さなプールに亀もいた。


 子供の喜ぶところである。

 大きな丸い水槽に大きなカメが動いていて、女の子二人を前に座らせ写真を撮ろうとしている親子がいた。

 亀も動くし、女の子たちも動くので親も苦心していた。

 このような時間もあっという間に足蹴く過ぎていくものであったか。


 次に空海の大きな像があるところに行った。

 写真を撮る。風がおそろしく強い。


 ここを出てすぐに行くと、昔、空海が修行したという洞窟があった。

 中に入れないと聞いたが入られた。

 でも風が強くてすごい。洞窟の中は風がない。

 海のそばにあると思ったら、国道沿いにあって良かった。

 今日みたい日は波がじゃぶじゃぶで危ないだろう。

 でもこんな波ジャブのところで空海も修行などはできまい。

 でも昔ならこの辺まで波が来たのではないか。国道などないし。

 修行は命がけであったのである。

 蝋燭を灯し、線香をあげた。


 ここをみて室戸岬へ。あと10分ほど。

 室戸岬に、最御崎寺 がある。24番である。

 とにかく風が強い。線香や蝋燭は略した。危ないから。

 おじさんもそれでいいよ、と言ってくれた。

 お札を取り忘れた。

 風も強いし、雷も鳴っている。

 波の音かと思ったら雷だった。


 ここを出て、灯台に行こうと思ったらいけず。

 5分くらい歩くようだが、とても天気が悪くて歩けるものではない。

 

 次に津照寺に行く。4時50分であったが行った。

 ひとつ言っておくと35分節約できる。つまり一つの寺を回るのに35分かかる。

 お経を読み上げる、所謂「お勤め」というものに時間がかかる。

 海難者を祀ってあるところ。


 近くに、願船寺 があった。父の戒名 釈願船ではないか。


 ここから、今日の宿泊先である、民宿うらしま に向かう。

 うらしまには、5時頃到着。夕陽が指していて、海が綺麗。

 海の写真を撮るためにグルグルし、ついでにスーパーに寄ってお買い物をした。

 ビール、おつまみ スナック菓子のようなもの。

 そしてママは果物を買った。

 民宿は結構あるが、閉まっているものも多くある。コロナの影響であろう。

 それにしても筋が良かったな。泊まるところ。

 いろいろあったが、うらしま だけが空いていた。

 室戸岬の前にも宿は結構あった。

 あちらに泊まっていたら、室戸岬の2つのお寺を今日、回れなかったであろう。

 廃校水族館のあたりにも宿があった。かなり前だろう。


 到着した。5時45分ころ。

 ご飯は7時。三密を避けるためバラバラにしていると。

 お風呂は男湯と女湯に分かれていて、一人しか入られない。

 隣の部屋の陽気なちょっと酒を食らったように見えるおいちゃんが入っていて入られない。

 ビールを飲んだ。風呂に入ってから飲むともっと旨いのだが。

 そしてスナック菓子を食べた。

 日本酒も飲んだ。土佐鶴(四合瓶)がなくなった。

 お風呂が空いたので入る。

 上がった後、またビールを飲んだ。

 ビールを飲み終わったら7時となり、ご飯。

 マグロの刺身 が美味しかった。 

 ソーメンは食べ放題であると。2杯食べた。

 ここでビールを注文して飲んだ。

 寺の料理よりさすがにボリュームはある。


 このあと、三線を練習した。

 近くに「遍路の駅」と称する、遍路のおやすみどころがあり。

 そこで練習する。電気はない。街灯が頼り。

 ママが、明日の朝ごはんをつけるかどうかと聞きにきた。

 男の人が車道から聞いていた。

 ここでこの時人が寝ていることに気がついた。テントを張っているのである。

 荷物を置いてあるのかと思ったらテントであった。詫びを申し上げて失礼した。

 旅館のスタッフが聞きに来ていたので、場所を移して旅館の隣の休憩所で弾いた。

 3曲くらい聴いてしつれします、と言って引き揚げていった。

 小生はあと3曲くらい弾いた。

0 件のコメント:

コメントを投稿

秋のお遍路  令和3年9月21日(火)4日目

 令和3年9月21日(日)晴れ   今日は朝6時に目が開いた。  お風呂に行く。   そのあと、6時40分くらいからもう一度足摺岬に行ってみた。  展望台から眺めてみた。  もう来ることはないであろう。  金剛福寺ももう一度見た。厳かである。  帰って少し寝て7時半になるとママか...